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スポーツ障害 |岡崎市四ツ葉鍼灸接骨院
おはようございます。
山の木々も少しずつ色が移ろい、運動をするには涼しく心地よい季節になってきましたね。
今回はスポーツ障害について話していきます。 |岡崎市四ツ葉鍼灸接骨院
スポーツ障害とは、長期間にわたり繰り返される運動負荷により、
筋肉や腱、靭帯、骨、滑膜などに慢性的な炎症を起こします。
スポーツ障害の原因には、使い過ぎ(オーバーユース)や、過負荷(オーバーロード)があります。
また、身体の特徴として、
筋肉の柔軟性の低下や、関節の過度の弛緩性、骨格アライメント(骨の位置)の異常などがあります。
筋肉の柔軟性の低下では、鵞足炎やジャンパー膝、アキレス腱周囲炎などの筋肉自体に炎症が起きます。
関節の過度の弛緩性では、動揺肩や反張肘などの関節に異常が起きます。
骨格アライメントの異常では、x脚やo脚、扁平足などの骨の配列に異常が起きます。
スポーツを始めたばかりの初心者や、筋力の低い子どもや女性では、
フォームの問題やトレーニング法に誤りがよく見られます。
そのため、フォームの改善やトレーニング法の改善が必要になります。
また、練習前のウォーミングアップや練習後のクールダウンはケガや障害の予防になります。
今回は、特にみられるスポーツ障害について説明します。 |岡崎市四ツ葉鍼灸接骨院
1つめは、ジャンパー膝です。
ジャンプやダッシュなどにより膝関節の屈伸動作を頻繁に行うことで起こる障害です。
膝蓋骨と脛骨をつなぐ膝蓋靭帯とよばれるところに炎症が起き、痛みが出ることが多いです。
症状としては、スポーツ中にのみ痛みが出る場合から、
日常生活でも痛みが出て、スポーツで痛みが増す場合もあり、多くの症状がみられます。
2つめは、オスグッドです。
成長期の子どもにみられる障害で、膝の前から下部にかけて痛みや発赤、熱が生じる障害です。
膝関節を屈伸する動きが過剰になり、膝蓋靭帯が付着する脛骨粗面に負荷がかかり、
軟骨部分が剥離することで痛みが出現します。
バスケットボールやサッカーなどのスポーツをする10~15歳の子どもに多く発生します。
症状を少しでも軽減するために、大腿四頭筋のストレッチや、膝関節部のアイシングが重要になります。
また、成長期の子どもでは、骨の成長に筋肉の成長が追いつかず、バランスが悪い場合があります。
スポーツや運動を休止することで、炎症が緩和されやすいが、
そのまま続けてスポーツや運動をしていくと、さらに悪化もしやすいです。
まとめ |岡崎市四ツ葉鍼灸接骨院
スポーツ障害は使い過ぎによるものが多くを占めてきます。
症状が出る前にケアをしていくことが大切です。
今回あげたスポーツ障害以外にもたくさんあるので、また取り上げていこうと思います。
スポーツや運動時にお身体の痛みや、違和感を感じる事がありましたらお気軽にご相談下さい。